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2015-01-06

交通安全対策と交通環境の整備について

カテゴリー > cat2 友美の議会質問集

最後に、交通安全対策と交通環境の整備についてお伺いをいたします。

平成22年まで6年連続して本県の交通事故死者数は減少してきましたが、昨年は225人と前年比プラスに転じ、全国順位も再びワースト1位となってしまいました。
本県としては、第9次愛知県交通安全計画を策定し、平成27年までに交通事故死者数を160人以下にする目標を掲げたばかりの年であっただけに残念でなりません。
私は、人は交通事故で亡くなってはならないと常に思っている1人です。
平成23年中の交通死亡事故の特徴として、高齢者の事故死者が114人で、全体の50.7%を占めているということですが、せっかく長生きをしてこられたにもかかわらず、交通事故でお亡くなりになるということは大変悲しいことです。
また、あれほど繰り返しシートベルトの着用を呼びかけられていても、四輪車でお亡くなりになられた方のうち、非着用の方が51.5%もおり、シートベルトさえしていれば助かった可能性が高いことを思うと残念でなりません。
さて、愛知県警察本部は、ことし1月、交通事故死者数の減少に向けたアクションプランを策定し、短期、中期、長期的な交通死亡事故抑止対策を強力に推進する内容を公表いたしました。
また、愛知県道路交通法施行細則の一部を改正し、ことし4月1日から、自転車乗用中の携帯電話の使用禁止、車両運転中の大音量でのイヤホン等の禁止など、規制の強化が図られています。
これらに加え、歩車分離式信号の導入、信号灯器のLED化、道路のカラー舗装など、交通事故防止にかなりの効果が見られた対策もとられています。
しかし、その一方で、道路標識等の劣化は著しく、老朽化した道路標識や、摩耗した道路標示が至るところで散見されます。
昨年11月には、中村区の歩行者用信号機の柱が倒れ、つい最近も、中区の交差点の歩行者信号機の柱が倒れました。
幸い、いずれもけが人はなかったものの、本来人を守るべき交通安全施設が老朽化したことにより人を傷つけることになる可能性があることをよく認識していただきたいと思います。
ぜひ今年は、1人でも多くの交通事故による犠牲者を減らし、少なくともワースト1位は返上するという強い覚悟で、全庁挙げて徹底的、積極的な対策、対応を検討していただきたいと思います。
シートベルトの着用や標識の問題も含め、知事の御所見をお伺いいたします。
また、交通安全施設の充実を初めとした交通環境の整備について、警察本部長の御所見をお伺いいたします。

以上、私は、民主党県議団を代表し、県政各般にわたって質問をしてまいりました。
私は、人は生きている以上、それぞれに何らかの使命があり、地域にも地域の使命があると思っています。
国の形を変えることも大切かもしれませんが、まず何よりも愛知県の使命を果たしていく。
それは、物づくりの県として産業を発展させながら、地域の持つ可能性を引き出していくことであると思います。
県政の究極の目標は、県民の福祉、幸せの実現であり、そのことを知事の心の中心にしっかりと置いていただくことを最後にお願いし、私の質問を終わらせていただきます。

(答弁)

◯警察本部長

交通安全施設の充実を初めとする交通環境の整備についてお答えいたします。
初めに、このたび、歩行者用信号機の倒壊事故が相次いで発生いたしまして、県民の皆様には大変御迷惑をおかけいたしました。
私どもといたしましては、老朽化した交通安全施設についてより一層危機感を強め、現在、県内の全信号機を対象とした緊急点検を行い、再発防止に取り組んでいるところでございます。
安全な交通社会を築くための基盤とも言うべき信号機や標識等が老朽化し、本来の機能を失うことは、交通の秩序にも大きな支障を来すことから、限られた予算の中で必要性や緊急性を判断しながら、交通安全施設の維持管理に最善を尽くしてまいる所存でございます。
また、本年の交通環境の整備方針でありますが、特に高齢者と子供の安全確保に効果の高い歩車分離式信号機の整備や、信号灯器のLED化を引き続き推進してまいります。
さらには、道路管理者と連携のもと、歩行者と自転車双方が安全に通行できる自転車道や自転車専用レーンの整備のほか、生活道路における安全対策といたしまして、高齢者交通安全エリアの設定など、交通弱者に配慮した交通環境の整備を推進してまいります。
こうした取り組みなどにより、悲惨な交通事故による犠牲者を1人でも多く減らし、ぜひともワーストワンの返上につなげてまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。

(知事答弁)

交通安全対策についてお答えをいたします。
昨年、本県では、交通事故死者数が大幅に増加をし、全国ワースト1位という大変残念な、そして、不名誉な結果に終わったわけでございまして、まことに遺憾であるわけでございます。
交通事故で亡くなられた方の半数以上の114人が高齢者であり、前年より24人もふえたということや、四輪車の死者数も全国ワースト2位の66人で、そのうちの半数を超える34人の方がシートベルトを着用していなかったということ、そういった事実は残念でなりません。
もしシートベルトを着用していれば、7割を超える25人の方が助かったであろうということにつきましても、まさに胸が痛む思いでございます。
このため、高齢者向けの交通安全教室の開催などの実施に加え、高齢者に交通事故の危険性を注意喚起するとともに、運転者に対し、交通弱者への思いやり運転や、全席のシートベルトの着用を呼びかける啓発活動に力を入れてまいります。
また、道路のカラー舗装や交差点改良などの道路交通環境整備に積極的に取り組むとともに、信号や標識など交通安全施設整備についても予算を増額したところでありまして、計画的に整備してまいりたいと考えております。
こうしたソフトとハードの両面で総合的な交通安全対策を全庁挙げて推進いたしまして、県民総ぐるみで交通事故死者数ワースト1位というこの不名誉な地位を何としてもことしは返上していきたいというふうに考えております。
また、県民の皆様の御協力をよろしくお願い申し上げたいと思っております。
以上、御答弁を申し上げました。

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