2010-08-22
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首長と議会の「二元代表制」は双方が対立することを前程としており、対立点を徹底的に話し合って政治的に決着するのが本来の趣旨だ。一方リコールは市長や市議が著しく民意とずれている場合に住民がおかしさをただす切り札として認められた制度。議会と話し合いを放棄した市長が自分の意向を通すためにリコール制度を使うのは抜け道のような感じを受ける。そうした意図を持ったリコールに失敗した時には、市長は政治的な責めを負うことになるだろう。
野村総合研究所顧問 増田 寛也